現在の高度情報化社会と先進医療・高度医療は、生活の必需品と生活基盤の構造変革を実現し、空間の縮小と長寿命化をもたらしました。
しかし、本当に便利になったのでしょうか。
過度の情報は不安を招き、その結果様々なものに依存した社会を生み出しているといえます。
その結果、一見自由な社会環境は、実は不自由な環境であると言っても良いのです。
人が生涯にわたって尊厳を持ち、社会の一員として充実感を得ながら挑戦できる「しなやかほっこり社会」を実現するため、コードレス電源技術・センサ技術・高度ICT技術をキーテクノロジーに、女性とこどものこころとからだの健康サポート、ヘルスケア、災害インフラの分野において、安心・安全な生活確保に向けて、大学と企業が専門分野を超えて垂直・水平に連携した研究開発を行い、社会実装を目指します。
“しなやかほっこり社会”とは、「あらゆる人々に 安心 をもたらす社会」です。
安心 とは、 不安 の解消、
現状の技術・社会システムでは解消できていない不安を解消します。
人、情報、エネルギー、健康、環境の5つを同時につなぎ合わせる5つの技術(送電・通信・センシング・デバイス・ICT)を用いて、家庭での壁からの5mのコードレス化、屋外における50mから5kmの見守り、遠く500km離れて暮らす家族・仲間との日常の共有を可能にします。
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