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Report-活動報告

平尾教授らが各種学会にて、研究成果の発表を行いました。

グループ1に参画中の京都大学大学院工学研究科 平尾一之教授らが、各種学会にて研究成果の発表を行いました。

【Single-Molecule Microscopy and Spectroscopy: Faraday Discussion】
・2015年9月14日 ロンドンにて開催
(発表者)
Hiroki Itasaka, Masayuki Nishi, Masahiro Shimizu, and Kazuyuki Hirao
(発表内容)
Area-selective electroless deposition of gold on AFM tip apexes for tip-enhanced Raman spectroscopy
発表者ら独自の局所選択的無電解法をAFM探針に適用して、AFM探針先端のみに金ナノ構造を成長させた結果について発表した。

【日本セラミックス協会 第28回秋季シンポジウム】
・2015年9月16日 富山大学にて開催
(招待講演)
西 正之、平尾一之
(発表内容)
シリコン‐溶液界面での電子移動を利用した局所選択的金属ナノ構造

金や銀のナノ粒子の大きさ、形状、集積の制御は局在表面プラズモン共鳴等の利用に重要である。近年、当研究室は集束イオンビーム等をSi基板表面に局所選択的に照射後、同基板上に塩化金酸や硝酸銀の水溶液を滴下すると、照射部に選択的に金や銀のナノ構造が成長することを報告した。
講演では、金属ナノ構造の核生成および成長機構のそれぞれについて、機構解明のためのアプローチも含めて説明した。
さらにナノラマン分光用チップへの応用を目指した最近の取り組み(COIプロジェクト)について概説した。

【日本化学会秋季事業 第5回CSJ科学フェスタ2015】
・2015年10月14日 タワーホール船堀にて開催
(発表者)
板坂浩樹、西正之、清水雅弘、平尾一之
(発表内容)
集束イオンビーム照射Si表面における無電解Auナノ構造成長

発表者ら独自の局所選択的無電解Au析出法の原理について発表し、同手法をAFM探針先端に適用した例についても簡単に報告した。

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