研究成果2017.08.25
当拠点において、京都大学再生医科学研究所 岩田博夫名誉教授とパナソニック株式会社が共同で自動培養装置を開発し、受注を開始しました。
再生医療また創薬研究には、安定したiPS細胞を継続的に用いる必要があります。しかしながら高度な培養技術の習得や頻繁な培養液の交換等は研究者、技術者への大きな負担となっていました。それらの問題を解決するために自動培養装置の開発が進められてきました。
この装置の特徴は、『細胞の増殖培養から継代までを完全自動化』、『パソコンからの入力により容易に培養条件の変更可能』、『培養記録の保存』、『画像処理技術を利用した細胞良否の自動判定』、『コンパクトサイズ』、『ユーザーの使い勝手追求』です。研究者の負担を軽減することで、創薬や再生医療などの基礎研究分野に大きく貢献することが期待されます。
詳しい装置の内容は下記をご覧ください。
創薬サポートシステム(iPS細胞自動培養装置)の販売開始
2017.08.23
「創薬サポートシステム(iPS細胞自動培養装置)」の販売についてプレスリリースを行いました。
http://www.coi.kyoto-u.ac.jp/media/201708_01
2015.11.18
岩田名誉教授とパナソニックが共同研究についてプレスリリースを行いました。
http://www.coi.kyoto-u.ac.jp/media/201511_01