研究成果2017.12.25
京都大学教育学研究科明和政子教授らの研究グループが、大人と身体接触を介した/介さない関わりを行った場合の生後7ヶ月児の脳活動を計測し、他者に身体を触れられる経験が乳児の脳活動に影響を与えることを明らかにしました。
大人—乳児のインタラクション時に起こる行動のなかで「身体接触(触覚)」と「音声(聴覚)」に着目し、「身体接触をともないながら音声を聞く」経験が、乳児の脳活動にどのような影響をもたらすのかを実証的に検討しました。その結果、他者から身体に触れられながら話しかけられる経験が、学習や予期に関わる乳児の脳活動を促進する可能性を示しました。
この研究成果は「Developmental Cognitive Neuroscience」オンライン版に掲載されました。
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タッチで変わる、乳児の脳 -他者から触れられる経験が脳の学習力に与える影響- (京都大学発表)
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明和教授が研究成果のプレスリリースを行いました。