研究成果2018.03.27
当拠点において、京都大学教育学研究科 明和政子教授がユニ・チャーム株式会社が共同で、新機能を搭載したトイレトレーニング専用紙オムツ「新トレパンマン」を開発しました。
失敗する経験、嫌な思いを子どもに経験させることで(負の強化子)トイレに導く、というこれまでのトイレトレーニングとは違い、オムツを介して親子がともに楽しいと感じながらコミュニケーションし、その過程で子どもが進んでトイレに行きたくなる気持ちを高める仕掛け(正の強化子)を搭載し、従来の発想とはまったく異なるトイレトレーニングツールを開発しました。
現代社会では核家族化が進み、母親がひとりで育児のすべてを背負う「孤立育児」が一般化しています。「共同養育」が叶わなくなっている現代社会の子育てにおいて、本製品が「共同養育」の一助として機能する研究、製品開発を目指しています。
今回得られた研究結果は、2018年3月の日本発達心理学会第29回大会にて発表されました。
詳しい研究内容についてはこちらをご覧下さい。
トイレトレーニング専用紙オムツ「新トレパンマン」を開発しました(2018年3月23日(京都大学発表)
トイレトレーニング専用紙おむつ『トレパンマン』2018年3月上旬より全国にて発売(ユニ・チャーム株式会社発表)